落書きは、目的を持たずに絵を描くことです。だからリラックスできますし、ネタ切れにもなりやすいのです。この60の落書きアイデアは、作業にしてしまわずにペンの行き先を用意するためのものです。多くは繰り返しの模様や図形なので、会議が続く間ずっと描いていられます。
どれにも間違った描き方はありません。線が少しゆがんでも、そのゆがみを繰り返して模様にしてしまえばよいのです。
- 重なり合ううろこ状の列。それぞれの中に点を1つ
- レンガの壁。5つごとに1つだけ影を入れる
- 等高線地図のように重ねた波線
- 正方形の格子。1つおきに斜めの線を通す
- 隣の円にぶつかったところで止まる同心円
- 割れたガラスのように詰め込んだ小さな三角形
- 一本のリボンを、途切れない1本の巻き線で描く
- 数セルだけ黒く塗りつぶしたハニカム
- バスケット編み。横に短い線を3本、縦に3本、繰り返す
- 3つの大きさの泡。その間をインクで埋める
- 曲がった茎に沿って、対になって伸びる葉
- 丘にかぶせたように曲がるチェッカーボード
- 途中で階段に変わるらせん
- 傾いているのに、まだ立っている積み木の塔
- 遠ざかるにつれて小さくなるアーチの列
- 裏側に影を入れた、折りたたまれたリボンの形の自分の名前
- 両端が見えない、ロープの結び目
- 上の余白に沿って連なる、輪の鎖
- 余白から始まり、ページ番号のところで終わる迷路
- 中にそれぞれ違う模様が入った小石の山
- 帯に区切られた羽根。帯ごとに違う模様を入れる
- 1つの点から外へ飛び出す矢の束
- 枝の先がすべてらせんになっている木
- 小さく巻いた波を並べて作る大きな波
- 右側に影を落としたブロック体の文字
- 中を小さな星で埋めたバブル文字
- Oの文字が輪のある惑星になっている単語
- 連なるひし形でできたページの枠
- 稲妻の形の線を引いた見出し
- 番号ごとに違う形の中に入った番号付きリスト
- 5種類の矢印。カール、点線、二重線、角張ったもの、羽根つき
- 2本の柱に立てた道路標識の形の見出し
- 定規で引いた直線の蜘蛛の巣で埋めた角
- 角を1つ折り返したテキストボックス
- 重ねた縞模様で作るイニシャル
- 両端にカールがついた、広がっていく巻物
まず図形を描き、それを何かに変えていきます。
- 円をおやつの時間で止まった時計にする
- 円を、横を魚がゆったり通る丸窓にする
- 正方形を、窓辺に猫がいる窓にする
- 正方形を、結び目が傾いたプレゼントにする
- 三角形を、ケーキの一切れにする
- 三角形を、中でランタンが光るテントにする
- 長方形を、丸い頭がたくさん乗ったバスにする
- 長方形をドミノにしてから、倒れていく列全体にする
- ハートを、種とヘタのあるイチゴにする
- 星を、サングラスをかけたヒトデにする
- しずく形を、中央に葉脈のある葉にする
- 楕円を、上から見た寝ている猫にする
- 順番に1本ずつ線を足していき、モンスターが現れたら完成
- 落書きを1つ描いて友だちに渡し、その人が動物に仕上げる
- 紙を三つに折り、それぞれ頭、胴体、脚を見えないように描く
- 紙いっぱいに目の組を描き、それぞれ違う表情にする
- ランダムに打った20個の点を星座につなぎ、名前をつける
- ページ全体を横切る道を通し、小さな車を足す
- 小さな物を10個積み上げて、ぐらぐらするトーテムポールにする
- 波線を1本描き、そこに洗濯物を吊るす
- 単語を書き、それぞれの文字から根と枝を伸ばす
- 風船を割る5段階のピタゴラ装置を設計する
- ピザを切り分け、それぞれの一切れに模様を入れる
- 10個の四角を、白から真っ黒まで順にぬりつぶす
ゼンドゥードル(模様の落書き)は、上の模様のアイデアを1枚の小さな作品に仕上げる、シンプルな作業です。
- 手のひらくらいの大きさの正方形を描きます。
- 薄い鉛筆で、その中に曲線を1本か2本ゆるく描きます。これで正方形が4~6個の区画に分かれます。
- 各区画を、ペンで違う模様で埋めます。ゆっくり、1本ずつ線を引きましょう。
- いくつかの隙間を濃くして、奥に下がって見える区画と前に出て見える区画を作ります。
- 各区画の片側の辺に薄い鉛筆で影を入れ、奥行きを出します。
1枚のタイルにかかる時間は10~20分です。消しゴムを使う必要はありません。
ノートの後ろのページに落書き用のページを作っておきましょう。小さなマス目に区切り、保留の電話を待つときや順番を待つときに、最初の部分にある模様を1つ、マスに埋めていきます。マス目が埋まるころには、自分だけの模様のライブラリができています。
順番に線を足すゲームで生まれたモンスターや、サングラスをかけたヒトデは、オリキャラの種になるかもしれません。笑ってしまうようなものが描けたら、説明をランダムキャラ生成かキャラメーカーに入力して、肉付けしてみてください。
落書きを続けるなら、かわいい落書き、抽象画のアイデア、退屈なときに描けるものもどうぞ。
うろこ、レンガ、泡、縞模様、バスケット編みなど、繰り返しの模様です。覚えるのは小さな1つの線だけで、それを繰り返せばよいので、失敗しようがありません。
小さな正方形を区画に分け、それぞれを違う繰り返し模様で埋める、リラックスした描き方です。写実的な絵ではなく、ゆっくりと意図的に引く線に重きを置きます。
話を聞きながら集中を保つのに役立ち、ストレスを感じたときに気持ちを落ち着かせてくれると感じる人は多いです。少なくとも手の練習にはなり、落書きのたびに線のコントロールが上達します。
1つの図形から始めて、それを外へ繰り返していきましょう。円を泡に、線をレンガに、らせんを階段にといった具合です。図形を使った落書きは、全力で集中しなくても描けます。