この60のアイデアは、題材というよりプロジェクトです。何を作るか、どうやって作るかが分かるので、必要なものを集めてすぐ始められます。10分とペン1本でできるものもあれば、週末いっぱいかかるものもあります。
作るものがどれも同じに見えてきて、アートのネタを探しているなら、ふだんあまり使わない素材のセクションに進んでみてください。
ペンと紙でできる簡単なアイデア
- 葉っぱの輪郭を重ねてページを埋め、重なった部分だけに色を塗る
- 街のスカイラインを、2ページにまたがる一本の線で描く
- ペットのシルエットを、小さな花で埋めつくす
- 12マスの格子を引き、マスごとに違う目の描き方をする
- 自分の手をなぞり、その輪郭をサンゴ礁に変える
- 本の階段を描いて、一番上に小さな読書家を置く
- 好きな言葉を、その意味どおりに見える文字でレタリングする
- 瓶を描いて、今週うれしかったことを表すものを詰める
- コーヒーカップの輪じみを、衛星のある惑星に変える
- ページを4つに折り、同じ橋を4種類の天気で描き分ける
絵の具のアイデア
- 古い歯ブラシで白い絵の具をはじいて、夜空を描く
- 黄色、青、白の3色だけで、レモンの入ったボウルを描く
- 灰緑色ひとつの5段階の濃淡で、霧の深い森を描く
- 雨の日の自分の通りを、ぬれた路面の映り込みと一緒に描く
- 夕焼けの色を一面に塗り、乾いたら屋根の列をインクで描き加える
- 太いタッチで、フロスティングのように見えるケーキの一切れを描く
- 真上から見た鯉の池を描く
- 円だけを使って、今の気分を描く
- 室内から窓を描く。部屋の中はランプ、外は嵐
- 綿棒の先で、ポピー畑に点を打つように描く
コラージュとミクストメディアのアイデア
- 絵を描かずに、雑誌を破いた色だけで顔を作る
- 押し花の葉を紙に貼り、そこに訪れる虫を描き足す
- 古新聞を切ってスカイラインを作り、黄色く光る窓を足す
- 古くなった道路地図から、山脈を切り抜く
- カードに針と糸で、簡単な星座を縫いつける
- 薄紙を重ねて海を作り、その上に船を描く
- 消しゴムで葉っぱのはんこを彫り、森全体を押していく
- 紙に落ちた影をなぞって、生き物の形に変える
- 1週間分のレシート、チケット、切れ端で自画像を作る
- 小さな箱を、自分で描いた柄の包装紙で包む
デジタルアートのアイデア
- 今のあなたの知識を全部使って、子どもの頃の絵を描き直す
- 架空のパン屋のアプリアイコンをデザインする
- まばたきする猫の、3コマのループアニメーションを作る
- なげなわツールと塗りつぶしだけを使って、風景を描く
- 友だちグループ用のオリジナル絵文字を6個デザインする
- 32×32ピクセルのキャンバスに、ドット絵の部屋を作る
- シルエットがはっきり違う5人のキャラクターを並べて描く
- お菓子の繰り返し模様で、スマホの壁紙を作る
- ひとつの場面を、暖色と寒色の2パターンで描く
- カエルたちからなるバンドのアルバムジャケットをデザインする
シリーズにできるかっこいいアイデア
連作があれば、明日もまた描きに戻ってくる理由ができます。
- 1週間、毎日ひとつずつ、違う建物のドアを描く
- 12か月を、12個の小さなお店のショーウィンドウとして描く
- ごく普通の一日をテーマにした、8ページのミニ冊子を作る
- 10日間、毎朝同じマグカップを描き、何が変わったかをメモする
- 6枚のクリーチャーカードのデッキをデザインし、能力と生息地を書き込む
- 家族のレシピを、6コマの小さなコマ割りで順番に描く
- 窓から見える空を、1日の5つの時間帯で描き分ける
- 誰も表彰してくれない小さな成功のための、バッジのセットを作る
- 自分だけの目印だけを使って、近所の地図を描く
- 季節ごとに1枚ずつ、おそろいの枠で4枚のカードを描く
部屋とプレゼントのためのアートのアイデア
- 小さなキャンバスを並べると、ひとつの長い地平線になるように描く
- 本から猫のしっぽが垂れている、しおりを作る
- 親戚の手書きのレシピを、キッチン用のポスターにする
- 開くととても背の高いキリンが飛び出す、誕生日カードをデザインする
- すべすべの石に、小さな家の村を描く
- 手描きの花瓶を描き、本物の押し花を額に入れる
- 友だちのペットを、正式な肖像画で王族のように描く
- 1日に小さな絵を1つずつ描く、カレンダーを作る
- 無地のトートバッグに、布用ペンで行進するアヒルの列を描く
- 友だちのお気に入りの言葉を文字にして、その人の好きな花で縁取る
プロジェクトの選び方と、やり遂げるコツ
始めるのは簡単です。やり遂げることこそが腕の見せどころです。役立つ習慣がいくつかあります:
- 素材で選ぶ。 手元にあるものを見て、それを使うアイデアを選びましょう。道具を買いに行くと進んだ気になりますが、たいていは進んでいません。
- サイズの上限を決める。 小さな作品は完成します。今夜、はがきサイズの作品を仕上げるほうが、来週放り出されたポスターより多くを教えてくれます。
- 始める前に、終わりを決める。 「10分」でも「ページが埋まったら」でも、どちらでもかまいません。終わりがないと、いじり続けるか、やめてしまうことになります。
- 2つ作る。 同じアイデアの2作目は、ほとんどの場合より良くなり、しかも時間は半分ですみます。
キャラクターから始めるアートのアイデア
キャラクターを中心に置くと、作りやすくなるアートがたくさんあります。zine(小冊子)に主人公がいたり、カードデッキに登場人物がそろっていたり。ゼロからスケッチしてもいいですし、キャラメーカーでキャラを描写して、その立ち絵を参考にしてもいいでしょう。自分でキャラをデザインしたいなら、キャラクターデザインのコツのガイドで、シルエットと色について解説しています。
関連するリスト:お絵描きのアイデア、抽象画のお絵描きアイデア、きれいなものを描くアイデア。
FAQ
初心者向けの簡単なアートのアイデアは?
明確なルールがあるペンと紙のプロジェクトです。重なる葉っぱの輪郭、1本線のスカイライン、手をなぞってサンゴ礁に変える、などです。ルールが、デザインの多くを代わりにやってくれます。
アーティストは、どこでアートのネタを見つけるの?
主に、制限と観察からです。新しい素材、サイズの上限、「3色だけ」のようなルールは、新しい結果を生み出させてくれます。自分で撮った写真や、気になったものリストを作るのも役立ちます。
デジタルアートのいいアイデアは?
デジタルが得意なことを使うプロジェクトがおすすめです。短いループアニメーション、同じ場面を2種類の配色で描く、小さなキャンバスでのドット絵、壁紙用の繰り返しパターンなどです。
部屋を飾るために、どんな作品を作れる?
同じ地平線を共有する小さなキャンバスの列、絵の具で塗った石、手描きの花瓶と押し花を額に入れたもの、手書きの言葉など。小さな作品もまとめて並べると、大きな一枚よりも完成度が高く見えます。



